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オカヤドカリ
オカヤドカリ
ヤドカリ、ユーモラスな動きでずっと見ていて飽きないですよね!日本の海岸でよく見かける「ホンヤドカリ(海のヤドカリ)」と、ペットショップで人気の「オカヤドカリ(陸のヤドカリ)」では飼育環境がガラリと変わります。
ここでは、ペットとして一般的なオカヤドカリ(陸生)の飼育方法をメインに解説します。
必要な飼育グッズ
まずはこれだけ揃えればスタートできます。
・水槽…脱走することがあるので蓋が付いた水槽またはプラケースが良いです。
・床材…穴を掘って眠る時に細かすぎると掘っても崩れて来てしまいストレスとなるので、直径2〜3ミリ程度の砂が良いでしょう。サンゴ砂があればなお良いです。深さは個体がすっぽり隠れられる程度の深さは敷いてあげましょう。
・水入れ(2個)…飲むだけでなく殻の中に水を蓄える為出入りしやすい入れ物に真水と海水用を用意してあげてください。小さな個体だとペットボトルの蓋やインスタントコーヒーの瓶の蓋などを砂の中にめり込ませて代用可能です。
・出来れば温度計、湿度計があればベストです。湿度は60%以上をキープ出来れば大丈夫です。温度は20〜30をキープします。
・引越し用の殻…体のサイズに合ったものを3〜4個程あれば理想です。自分が気に入ったものにしか入らない為複数用意してあげます。左の大きなハサミが隠せられる大きさがベストです。水槽に入れる前に水道で軽く洗い、中に少し水が残っている状態で入れてあげましょう!
毎日の基本のお世話
1. 温度と湿度の管理(最重要!)
オカヤドカリは寒さと乾燥にとても弱いです。
温度: 20℃〜30℃(冬場はパネルヒーターなどで保温)
湿度: 60%〜80%(朝晩に霧吹きをして砂を湿らせる。
2. ごはん
雑食性なので、割となんでも食べます。
おすすめ: ポップコーン(無塩)、サツマイモ、リンゴ、洗った野菜、ジャコ、カツオ節、バナナ市販のヤドカリ専用フード
注意: 玉ねぎやニンニクなどの刺激物、味のついた人間のおかずは与えないでください。食べ残しはカビる前に毎日片付けましょう。
知っておくべき2大イベント
① 脱皮(命がけのイベント)
ヤドカリは大きくなるために、砂の中に深く潜って脱皮をします。
※注意…砂の中に入って動かない時はそっと見守りましょう!1ヶ月程かかりますが(長いものだと3か月かかるものももあります)その場合多数飼いの場合は他の個体にちょっかいを出されないようペットボトルを半分に切って被せてあげると防げます。脱皮が終わった直後は体が柔らかくなっていますので出来るだけ触らないよう気をつけましょう。
オカヤドカリは亜熱帯や熱帯に暮らす生き物なので、日本の冬はとても過酷です。15℃を下回ると動かなくなり、そのまま放置すると命に関わります。
日本の冬を安全に乗り切るためのパネルヒーターの配置と、ケージ全体の保温テクニックをまとめました。
1. パネルヒーターの正しい配置
オカヤドカリの飼育で最も重要なのは、水槽内に「暖かい場所」と「涼しい場所(温度勾配)」を作ることです。
配置場所: 水槽の「側面」か「背面」の外側(砂より上の位置)
NGな場所: 水槽の底(底面への設置は厳禁)
⚠️ なぜ底面に敷いてはダメなのか?
オカヤドカリは、寒くなると砂の中に潜って寒さをしのごうとします。しかし、底にヒーターがあると、砂の中が一番熱くなってしまい、逃げ場を失ってカビや脱水、あるいは脱皮中の個体が死んでしまう原因になります。必ず壁面に貼り付けて、空気全体を暖めるようにしてください
水槽の面積の半分〜3分の1程度を覆うサイズのパネルヒーターを、横か後ろの外側にペタッと貼り付けるのがベストです。
2. ケージ全体の寒さ対策(保温力を高める)
パネルヒーターは「触れている面」を暖めるのが得意ですが、水槽全体の空気を暖めるパワーはそこまで強くありません。そのため、熱を逃がさない工夫が必要です。
また熱が逃げないように蓋の隙間を塞ぐ、断熱材で囲う、毛布やブランケットで覆うなどすると良いです。因みに私個人的にはパネルヒーターや爬虫類用ヒーターなどをして蓋付きの発泡スチロールの箱に入れて冬越しをしています。
冬は乾燥しやすいので、出来るだけ霧吹きをしてあげると良いですが温度が下がりにくいようにぬるま湯でやると良いです。
